製品概要
500℃を超える耐熱分解性を有する熱硬化性ポリイミド

- 100℃以下の低温で溶融加工可能
- 熱硬化で架橋ネットワークを形成
- 10%熱重量減少温度は500℃以上
- Tgは280℃以上が可能

想定用途
ドライ混合複合体のバインダー、炭化物

様々なフィラーや繊維原料と乾式混合可能な高耐熱バインダーとして、また高い残炭率を生かした炭素原料としての活用も期待されます。
特長
樹脂特性
Item | Condition | 開発品 PR-X23143 |
---|---|---|
融点 | ℃ | 75 |
流れ | 125℃/mm | 11 |
150℃/mm | 17 | |
180℃/mm | 29 | |
固定炭素 | 800℃/% | 62 |
加工温度

レジン配合量が少なければさらに短時間での成型も可能です。
熱重量減少

成型後280℃まで焼成することで500℃を超える耐熱性が得られます。
硬化物のガラス転移点Tg

280~300℃以上のTgも実現可能です。